【映画】イングロリアス・バスターズ
タイトル イングロリアス・バスターズ
公開年月日 2009.11.20
視聴日 2020.11.14
観たきっかけ
タランティーノの映画をみたことがなかったので
内容
第二次大戦、ドイツ占領下のフランスが舞台。
ナチス親衛隊大佐に家族を皆殺しにされたユダヤ系フランス人の女性と
ユダヤ系アメリカ人を率いる中尉(ブラッドピット)がそれぞれに敵と闘う。
感想
結構暴力的なシーンが多くて終始震えながら観た、緊張した。
初めてみたタランティーノの映画。
ブラピがイタリア語を喋れるっていうんだけど、これがもう喋れるって胸張っていうレベルじゃなくて、あっという間に敵のドイツ人に疑われるシーンがあったのだけど、
このゴリゴリ英語訛りの簡単なイタリア語で喋れてるって思っている人、現実にたくさん存在しているからこそ、こういう演出したのかなって思った。
あと、敵を倒したら頭の皮を剥いで集めて来いという指令をブラピが出すのだけど、もう本当に残酷としか言いようがなくて。
だけどよく考えたら日本人も敵の耳切って、耳塚とか作ってたよな、と思い出して。
戦争って本当に人をおかしくしてしまうんだなって。
現実の戦争はもっともっと悲惨なんだろうな。
平和な世界が全ての人に訪れますように。
【映画】peau d’âne
タイトル peau d'âne
監督 Jacques Demy
公開年月日 1970.12.20(フランス)
視聴日 2020.11.4
観たきっかけ
フランス語の先生に薦められて
内容
お妃様が病死。遺言が、再婚は私より美しい人と。
王様の目に留まったのは、なんと自分の娘。
娘は妖精のアドバイスに従って、無理難題を父に突きつけ結婚を逃れようとするも、あっという間に娘の望みを叶えてしまう父。
これが最後だ、と言われ、庭で飼っている金銀財宝を産むロバの革がほしい、という娘。
その日の晩に娘のベッドへロバの革が置かれる。妖精のアドバイスに従って逃げ出す、、
感想
みそめられた王子にお菓子を作ってあげることになり(この時はまだ王子はこの人の招待を知らない)、そのおかしに自分の指輪を忍ばせる姫。したたか。笑
そして、この指輪がぴったりはまる娘と結婚する!という王子。なんかシンデレラみたいな展開。
カトリーヌドヌーヴがめちゃきれいなのと、絵本の世界をそのまま実写にした、みたいな映画だった。
そして、ロバが1番の被害者。。
【映画】日々是好日
タイトル 日々是好日
監督 大森立嗣
公開年月日 2018.10.13
視聴日 2020.9.17
観たきっかけ
友達に誘われて
内容
大学生の女の子が茶道を通じて精神的に成長していく様子を描いた作品
感想
黒木華ちゃんの演技が素敵だった。
不器用でまっすぐなところ、自分の強い意志がなく流されがちな感じがとてもよく出てた。
最初茶道の説明みたいなのが多くてつまらない映画だったらどうしよう、、と心配したけど、最後は黒木華に感情移入して涙。
人との出会いは一期一会、いつも目の前の人を大切に。そして何か一つのことを続けるって、人の成長につながるよね、頑張ろう。という気持ちにさせてくれる。
美しい映画でした。
【映画】インセプション
タイトル インセプション
監督 クリストファーノーラン
公開年月日 2010.7.23(日本)
視聴日 2020.11.1
観たきっかけ
テネットが話題になっていたから
内容
夢の中に入り込み、重要な情報を抜き取ったり、意識を植え付ける。
感想
ラストは夢じゃなかったと思う!
なぜなら、コマは止まりかけていたし、子供たちの顔を見れたのはラストのシーンだけだったから。
と思って後からネットで調べたら、指輪を付けているのは夢の中だけで、このときは指輪をしていなかったとか、教授が出てくるのは現実世界の時だけだったとか、色々な伏線?推理?を発見した。
夢に入り込む系の映画を観ると、必ず思い出すのが1984の全体主義国家の姿。夢の中まで監視されて、何もかもを強大な権力に掌握される。現実の世の中になりませんように。
クリストファーノーランの映画は難解だと聞いていたけど、素直に観ればそんなことなくない?🤔という感想。
テネットも観たいな〜!
夢幻花
タイトル 夢幻花
作者 東野圭吾
出版社 PHP文芸文庫
発行年月日 2016.4.18
読了日 2020.8.26
もう一度読みたい度:★★★☆☆
手元に置いておきたい度:★★★☆☆
人にすすめたい度:★★★☆☆
読んだきっかけ
本屋さんでたまたま手に取ったので
内容
花を愛でている一人暮らしのおじいさん、秋山周治が殺された。
その犯人を探すため、孫娘とおじいさんが愛でていた花が縁で知り合った大学院生が手を組み真相解明に乗り出す。
感想
黄色い紫陽花は存在しない。
やっぱりミステリー小説は面白い!
あっという間に読み切った。
寝る前に読んで、怖い夢見そうな気持ちになった🤣
何かを知るためには、行動力は欠かせない!
【映画】パラサイト
タイトル パラサイト
監督 ポン・ジュノ
公開年月日 2019.6.5
視聴日 2020.7.14
もう一度観たい度:★★★★☆
手元に置いておきたい度:★★★★☆
人にすすめたい度:★★★★☆
読んだきっかけ
内容
韓国の半地下住宅に住む4人家族。
長男がお金持ちの家で英語の家庭教師のアルバイトを始めたことから、お金持家族へのパラサイトが始まる。
地上、半地下、地下の世界が描かれている。
ラストが衝撃的。
感想
この映画にはたくさんの伏線が張られているそうで(後からまとめサイトを読んで知った)、それを知ったうえでもう一度観ても良いかな。
ラストが衝撃的だった。カンヌはこういうメッセージ性の強い、フランス的な映画が賞を獲るんだな。
韓国の格差社会を地上、半地下、地下の三層に分けて描かれているこの作品。
上には上が、下には下がいる。
激しい格差社会やそれに伴う就職難は良くないことに決まってる。
昔から階級制度などによって格差社会というのは社会に蔓延っていると思うんだけど、単純に解決できる問題ではないからこそ今日まで続いているわけで。
社会主義国家も結局はうまくいかず、じゃあこの現代の格差社会はどうすれば埋まるんだろう、と考えさせられた。
とんとん拍子でお金持ち家族にパラサイトしていくんだけど、本当にこの人に英語の家庭教師、美術の先生や運転手が務まるのかしら、と勝手に心配していたが、みんなそれぞれに素晴らしいスキルを持っていた。
スキルがあっても貧しい暮らしを余儀なくされる格差社会は恐ろしいな、、そりゃみんな必死に勉強して上を目指そうとするよね。
映画の中で何度も「におい」について触れられていた。貧乏人のにおいが染み付いている、と。
においとは違うが、裕福な人には余裕のあるオーラがあるな、と日常でよく感じる。
染み付いたオーラからくるものなのか。
このオーラ欲しいんですけど、どなたか身に付け方ご存知ですか・・?
色々と考えさせられる映画だった。