1984
タイトル 1984
作者 ジョージ・オーウェル
出版社 早川書房
発行年月日 2012.7.25(電子書籍版発行)
読了日 2020.4.30
もう一度読みたい度:★★★☆☆
手元に置いておきたい度:★★★★☆
人にすすめたい度:★★★★★
読んだきっかけ 知人が読んでいたのと、名作だと聞いたので
内容
いわゆるディストピア小説というものらしい
全体主義国家のこの国では
テレスクリーンを通じて昼夜問わず常に国家に監視をされる
思考についても支配され、
国家を揺るがすものは排除される
文書改ざんが仕事のウィンストンは密かにこの体制に疑問を持っていたが、そんなことは言うことはおろか、表情に出すことすら許されない
そんな中一人の女性と出会い、最終的に党の転覆を目論むブラザー同盟に加入するが、、
感想
全体主義国家への警鐘として書かれた小説
感想は、こわい
でもここで描かれている監視社会は
少なからず現代社会にも密かに蔓延っているのでは、と感じた
たびたび
"希望があるとするならそれはプロールたちの中にある"
と書かれていたのが印象に残った
しかし結局、革命を起こすには、疑問に感じる心、ある程度の教育が必要ということなのか
第二次大戦後に実際の歴史よりも多くの国が社会主義国家となっていたら世界はどうなっていたんだろう