読書でも始めようかなという方に

趣味は読書ではありません。深みのある人間を目指しています。

【podcast】glenwood HEART TO HEART 第16回 Water101

タイトル glenwood HEART TO HEART 第16回 Water101

ゲスト 橋本淳司

リリース 2018.9.17

視聴日 2020.5.10

 

読書じゃないけれど、おすすめなのと、

興味のあるテーマだったので記録用に。

 

f:id:jaimelanature:20200608211829j:plain
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/glenwood-heart-to-heart/id1249020977

 

もう一度ききたい度:★★★★☆

手元に置いておきたい度:★★★★★

人にすすめたい度:★★★★★

 

読んだきっかけ

長谷川潤さんが好きなのと

気になるテーマだった

そしてなにより長谷川潤が好き

 

内容

水ジャーナリストの橋本淳司さんとのトーク

バングラデッシュにはペンキで赤く×と書かれた井戸があり、その水にはヒ素(猛毒)が含まれていて、その事実を知っているにも関わらず人々はその水を飲む。安全な水を得る為にはすごく遠くの村まで行かなければならず、現実的に不可能。

・日本の水道水は厚労省による厳しい基準があるので基本的に安全。但し水道管はマンション毎の管理だったりするから、そこが劣化していると汚れが一緒に出てくる可能性もある。日本のように水道水をそのまま飲める国は世界で15カ国程しかない。ちなみに水道水の成分調査キットはAmazonで買えるそう。

アルカリイオン水は胃腸にいいことは認められている

・水素水は、水素自体は体に良いことは医療的にも明らかだが、水素水となるとうまく水に溶け込んでいるのか、うまく摂取できているのかは不明

・少しの炭酸水を食前に飲むのは食欲増進によいが、適量はコップ半分程度

・1日のうちに8〜9回に分けてコップ1杯(200〜300ml)の水を飲むのが身体に良い。1日に16時間起きてる人なら2時間に1回飲むべし

・イライラ、頭痛の原因は体内の水分が不足していることが多い

・インドの農村部ではトイレ普及率が低いところが多いが、それは男尊社会だから。男性は外で用を足すことにそれほど抵抗がないので補助金をもらっても、トイレの建設は後回しにされてしまう。用を足したい女性を追いかけて汚い言葉を浴びせたり、襲われる事件もあるそう

・インドのある村では子どもたちがおこづかいを貯めてトイレを設置しようという動きがあり、Water aideという団体(話し手の橋本さんが所属)が支援をし学校にトイレができた。結果女子生徒も学校に行きやすくなり、トイレを親が見にきて、家にもトイレを設置する動きが出て、最終的には村全体に普及した

・土からの湧き水は土に含まれる成分が当然含まれるが、雨水は降り始めてから30分で塵が空気中からなくなるので実はきれい。ミネラルも少ないので実は洗濯には泡立ちやすく一番向いている。

・ドイツでは雨水をトイレや洗濯に使うエコな仕組みが導入されている家庭が多いそう

ハンバーガー1つ作るのに2400lの水が必要。(牛の餌のとうもろこしを育てるための水や、バンズに使われる小麦を育てるための水など)

コーヒー1杯は130l

お風呂は200l

スマホ1台910l(コンピュータ機器は半導体の洗浄に多くの水が必要)

コットンTシャツは2900l(コットンを育てるために水を使った結果、湖が消滅、地盤沈下が起きたらしている)

・上記の製品は多くのものが外国製、海外の水に頼っているともいえる

・環境にやさしい製品づくりをしている会社を消費者は選ぶべき。良い会社を育てるために自分たちがどういうお金の使い方をするか。未来への投資でもある。

 

感想

このpodcastは為になる話が多く、

ゲストが毎回分かりやすい言葉で説明してくれる

なので視聴者もわかりやすい

そしてテーマのチョイスがとてもよい

 

世界の水事情、このお話を聞かなければしらなかった

ヒ素が含まれていると知っていてもそれを飲むしかない人たち

街に溢れるファストファッションは悪環境で働くしかない人たちのもとに成り立っているんだろうな、とか

常々ファストファッションには疑問を持っていたけど

改めて、この消費過多な社会を恥ずかしいなと思った

少なくとも、大事な水を使って作られた食べ物を無駄にしない、環境にやさしい会社を選ぶなど、微力でも自分にできることをやろうと思った

コットンを作る際の農薬被害の話もエシカルの回で聞いたけど、また別途記事にします

 

書いておきたいことが多すぎて長くなってしまった

最後までお付き合い頂いた方、ありがとうございました!