読書でも始めようかなという方に

趣味は読書ではありません。深みのある人間を目指しています。

【映画】恐れ慄いて

タイトル 恐れ慄いて stupeur et tremblement

監督 アラン・コルノー

公開年月日 2003年、フランス

視聴日 2021.1.3

 

観たきっかけ

フランス人の友人に、古い映画だけど昔結構流行って、

日本はこんなところなのかとみんなビビったんだよ、と聞いたので。

 

内容

アメリノートン原作の映画。

舞台は90年代の日本。

ベルギー人の主人公は日本の商社で仕事を始めるが、

同僚や上司から陰湿ないじめにあう。

 

感想

一言で言うと、日本マジやべぇな。。

せっかくフランス語が喋れるのに仕事はコピーやお茶汲み。

コピーひとつとっても、少し曲がってる、気持ち悪いからやり直し、って言って紙の束をゴミ箱へ。

最終的にはトイレ掃除係りにさせられる・・。

無駄なことをコツコツこなし、自分のテリトリー以外の仕事をするのは良しとされない。

本当にクレイジーだけど、彼女曰く全部実話を元にしているそう。

でもいまだにこういうクソみたいな風習は存在するし、ましてやこの時代の日本。

誇張はされているかもしれないけど、う〜ん、まぁありえるかも、と思ってしまう自分がいた。

ただ、全ての会社がこんなんじゃないし、時代は少しずつ変わっている!!と全フランス人に声を大にして言いたい。