八十四歳。英語、イギリス、ひとり旅
タイトル 八十四歳。英語、イギリス、ひとり旅
作者 清川妙
出版社 小学館
発行年月日 2006.3.20
読了日 2020.5.18
もう一度読みたい度:★☆☆☆☆
手元に置いておきたい度:★☆☆☆☆
人にすすめたい度:★★☆☆☆
読んだきっかけ
インスタで友人が紹介していた
内容
53歳当時、初めての外国取材、初めての海外。
渡航先のフランスでネクタイを買おうとしたが英語の壁にぶち当たり(おそらくフランス人の英語も流暢ではないだろうが)、帰国後一念発起して英会話を習い始め、イギリスへひとり旅に行くようにまでなる、という著者の体験記。
感想
パワフルやなぁ、と。
53歳から始めて、65歳からひとり旅を始めたそう。
私は今フランスに住んでフランス語を勉強しているけど、なかなか上達しないし、フランス人の友達もなかなかできない(そもそも日本でも友達多い方ではない)。
でもこの方は、旅行という限られた期間の中でも多くの人と交流し、数年後に訪ねたときにも覚えていてもらっている。
彼女と私の違いはきっと、好奇心と臆さない気持ちだろう。それはおそらく表情にも現れる。
わからなければ、聞く。
困っていれば、助けを求める。
そんなごく当たり前のことが、自分の心の中にある語学に対する壁でうまくできなくなっている自分が鏡写しに見えたような気持ち。
わかってるんですけどね、なかなか難しい。
彼女を見習ってオープンに、何事にも興味をもち、恥ずかしがらずに、自分がやりたいことを自分らしくやっていこうと思った。